Netflix ラブ、デス、ロボット Love, Death & Robots の感想
SF系が好きで、おすすめにも出ていたので見てみることにしました。終わってから気づいたのですがどうやらシーズン2から見ていってた様です。1話完結の短編集みたいなものなので全く問題はありませんでしたが。基本的に短いアニメーションで長いエピソードで7分最長で18分というようになっており、2-3分はロゴ?やらエンドロールがあるので本体はもう少し短いです。
その長さのためでもありますが大体どのエピソードも話が半端だったり、大した面白みもなく終わりました。中途半端に重厚なトピックに手を出した方が余計痛い目を遭うのがよくわかりました。
とくにシーズン2の1話のカスタマーサービスは使い古されたようなネタで、何の新しさもなく退屈でした。このep1は作品全体に言える、思いつきのたったひとつのアイデアに何のひねりもなくアニメ化した、というものの代表でした。Netflixといえば、ブラックミラーが有名だが、LDRの話のほとんどが途中で頓挫したブラックミラーみたいになってました。
調べたらどうやら話のほとんどには短編の原作があるようで、こいつらが大元なのかも知りませんが知りません。とりあえず2022年にこの映像化を見た分にはたいしたことないのが多かっただけだす。おゆるしおす
お気に入りエピ
いくつかお気に入りというか面白かったエピソードがあったので、そいつらを記しておきます。
まずシーズン1から
- ヨーグルトの世界征服
ある研究者がヨーグルトを作ったら意識をもった天才ヨーグルトが生まれ、テクノロジーやら政治やらを向上させ、次々と世界を変えていく話です。ただただ馬鹿馬鹿しくて面白いです。
〜お次〜
- 歴史改変
歴史シミレーションアプリの宣伝の体をとったお話で、ヒトラーの死がもたらすシナリオを紹介する話でこれまた馬鹿げていて面白い話です。
そして、シーズン2からは
聖夜の来客と溺れた巨人が個人的には好きでした。
- 聖夜の来客
クリスマスの夜のお話です。超短編で簡潔としていて明確です。話のオチも面白く、これくらいがちょうどよかったです。
- 溺れた巨人
こちらは砂浜に巨人が流れ着くお話です。ガリバー的な話ではありませんが、いわゆる小人側からの目線の話で文学的な語りが良かったです。
以上です。ここまで辿り着いた方がいるのかわかりませんが、ありがとうございます。お前はしょうもないエピソードばかりを選びおって、あの話の面白さがわからぬか愚か者!といった声お待ちしております。