優柔不断な手帳

迷子の人

YouTube史上最高のビデオ

孤独は人を狂わせる。

本日紹介する動画はまさにそのことを表しています。

こちらのペンギンさんです。

youtu.be

 

終始、陽気な音楽に無表情のペンギン、静かなる狂気を感じさせます。以下、お気に入りポイントを並べていきます。

 

  • 投稿主はこの2分半の間に常に違う動きを入れており、退屈さを感じさせない。
  • キックのキレがやたら良い
  • 馬鹿げた全裸ギターの入れ込むタイミングも素晴らしい。一番最初であるといきなり派手さを狙った無計画さが強調されるが、裸になるのは中盤であり彼の中の狂気が加速していった、その変化を楽しめる。
  • 椅子を使った懸垂も幼稚で馬鹿馬鹿しくていい。
  • 暇を持て余し、孤独に狂った風のわりには構成や編集ができすぎている。

 

ベッドから起きるところで始まり、終わりにベッドに入ります。この布団のシワに注目すると、始まりのと最後ので、シワが同じなのです。つまり、撮影の手順では、ベッドに入るー>起きる、となっており非常に効率よく取られています。孤独を感じる一方で冷静な撮影者の妙に常人というか頭が回っているのを感じさせます。

また、上記のことより、この動画全体はペンギンの夢なのではないかとも考えました。本当のペンギンはずっとベッドの中で壁の方を向いて孤独を感じている。心のどこかで、陽気に元気に何もかも忘れたいと、そういった夢を私たちも見ているのではないのか。

 

このチャンネルの他のビデオを見ると恋人?もしくは友人!との動画もあります。この人と会えなくなったことが彼にこのビデオ作らせたのでしょうか。

以上、2分半の中に非常に味わい深いものがある(と、勝手に感じている)動画の紹介でした。